「SEO」から「AEO」「AIO」へのシフトを感じたお話。

先日、Instagram広告を拝見し、弊社も業務委託をお願いしようと思った会社がありました。LPだけの情報だと判断がつかないので、もう少し詳しく知りたかったので生成AIのDeepResearchを使い、強みや口コミ、類似企業との比較や弊社との相性まで幅広く調べてみました。

これまでなら1日でも終わらないようなボリュームのレポートをほんの30分で完成させ、本当に生成AIの登場で世の中便利になったなと。

でも便利になった以上に驚いた事があったのです。

そのレポートの中に、もともと調べて欲しかった会社以外に弊社の事業や方針と相性が良さそうな会社として推薦してくれた会社が4~5社あったのですが、その中には失礼ながら初耳で全く存じあげなかった会社もありました。

気になるので、その初耳の会社についてもDeepResearchで調べると、確かに生成AIが薦めるのも一理あると考え、結局当初お願いしようと思った会社ではなく、AIに推薦された会社へコンタクトを取る事にして商談へ。

商談当日、先方は当然のように「ご連絡いただきありがとうございます!ところで弊社の事はどのように知っていただいたんですか?」と質問されたので、「生成AIが紹介してくれました」というと先方の担当者はビックリ!驚くのも無理はありませんよね。

こんな一連の中で、ふと思ったんです。
「これ、弊社も同じように生成AIに目利きされるな」
「生成AIに見つけてもらうようにしないといけないな」

AIが見に行く情報はネットにあるのでSEO(Search Engine optimization)をしっかりすればある程度はいいかもしれません。ただ、既に「AEO」「AIO」(AI Engine optimization)という言葉も出ており、よりAIが見つけやすくする、総合的に判断しておすすめしてもらえるように、こちらも情報の発信の仕方を考える必要があると感じました。

日々AIの進化を目の当たりにすると、自分が思う以上にAI時代の働き方や、情報発信の方法を意識して改善しないといけないなと思っていましたが、あらためて痛感した出来事でした。

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