課題
お客様にお求めやすい価格で高品質なものを提供する為、各社が力をいれているプライベートブランド。
よりお客様に購入していただくよう、公式サイトやSNSなどで訴求をしますがクライアント企業様ではそこに下記のような課題を抱えていました。
【課題①】
WEBサイトやアプリで利用する商品画像のクオリティが他社に大きく劣っており、購入意欲が沸き立たない
【課題②】
プライベートブランドを扱うグループ各社のサイトにおいて、商品に関する情報が統一されていない為、同じ商品なのにその良さを十分に伝えられていない
【課題③】
グループ各社によって商品画像や情報の管理方法、利用ルール、使用するシステムが全てバラバラで高コスト体質になっている
ソリューション
弊社で行った支援は
❶プロジェクトマネジメント
クライアント企業様にて関連する部署を集め、組織横断的なプロジェクトを立ち上げていただき、そのプロジェクトの運用を支援しました。
❷業務の見える化
商品のパッケージを綺麗に見せればいい話ではなく、グループ各社の業務を統一する為に、各社の業務フローの見える化に取り組みました。商品を企画する上流工程のフェーズから発売当日までのオペレーションを可視化し、課題の洗い出しを行いました。
❸アジャイルによる新システムのプロトタイプ開発支援
開発会社と手を組み、弊社にて要件定義を行い、簡易的なプロトタイプの開発から着手し、どのようにすれば人的負荷が削減するのか何度もPDCAを回しUI/UXの部分のブラッシュアップも行いました。
❹他のシステムとの連携
公式サイトのCMSとプロトタイプのシステムとをAPI連携し、商品管理システムの情報が更新されれば自動的に公式サイトのCMSも変更になる開発の支援を行い、工数削減に貢献しました。
❺商品画像撮影業務のDX化、メタバースへの取り組み
従来、商品画像撮影はプロのカメラマンにお願いしていましたが、3Dスキャン、フォトグラメトリー等の技術を駆使して商品の3Dモデル構築にも取り組みました。結果、同一形状の商品であればパッケージに利用するPDFの情報を活用してカメラ撮影することなく多数の宣伝用素材を作成する事もご支援しました。
アウトプット・実績
購入意欲の高まる商品画像ガイドライン制定、撮影品質向上、バックヤード業務の工数大幅削減、3Dモデルを活用した商品画像生成、メタバースへの対応